研究課題/領域番号 |
25884063
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 二松學舍大學 |
研究代表者 |
戸内 俊介 二松學舍大學, 文学部, 講師 (70713048)
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研究協力者 |
宮島 和也
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 上古中国語(Old Chinese) / 文法化(grammaticalization) / 出土資料(甲骨文・金文・楚簡) / 非現実(irrealis) / 于 / 而 / 其 / 上古中国語 / 文法化 / 出土文字資料 / 甲骨文 / 金文 / 楚簡 / realis/irrealis |
研究成果の概要 |
本研究は上古中国語の機能語が文法化によってどのように成立したのかを、出土・伝世両文献を用いつつ検討したものである。文法化は上古中国語研究の一大関心事であるが、その研究は従来、統語的機能面の検証に重きが置かれてきた。しかし現在、上古の機能語については具体的意味や談話機能も判明しつつあり、このような現状を踏まえ本研究は、これまで看過されがちであった、機能語の具体的な意味や談話機能に着目しつつ、個別の事例として「于」「而」「其」の3つを取り上げ、個々の機能語に対する意味的談話的分析の結果を文法化研究という文脈に取り込みつつ、文法化の事例として一般化を試みた。
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