研究課題/領域番号 |
25885029
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
長津 結一郎 東京藝術大学, 音楽学部, 助手 (00709751)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 障害 / クィア / 当事者 / アール・ブリュット / 芸術表現 / アウトサイダー・アート / LGBT / フィールドワーク |
研究成果の概要 |
マイノリティ当事者と当事者ではない人のコラボレーションの現場では、「当事者」が「非当事者」に創造のきっかけを与えていた。一方、「非当事者」は「当事者」という概念を拡張させたり、「当事者/非当事者」という境界線を揺り動かす存在であることがわかった。また、「当事者」の側に立つ人々が、非当事者が提起する概念拡張について、積極的に受け入れた時、二者を隔てる境界線が融解することもわかった。芸術表現の現場で、当事者と非当事者がコラボレーションすることで、従来の「当事者」概念では見出すことのできない新しい「当事者」概念が見られることが明らかになった。
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