研究課題/領域番号 |
25885060
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
吉田 耕平 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 研究員 (90706748)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 社会学史 / 第二次世界大戦 / 戦時協力 / 戦争と科学 / モラール / アメリカ史 / 社会科学史 |
研究成果の概要 |
本研究では、第二次世界大戦中の米国において人文・社会科学者が取り組んだ戦時協力の実態の解明を進めた。現地アーカイヴ資料の読解を通じて明らかになったのは、1940年の夏ごろまでに、人文・社会科学の関係者が様々なネットワークを作り、米国が欧州戦線へ参加するよう訴えるとともに、来るべき戦時体制に備えて人文・社会科学の学知を活用するよう訴えていた事実である。とりわけ米国東海岸の大都市での事例として、ボストン都市圏を拠点とした〈アメリカ防衛・ハーヴァードグループ〉ならびにニューヨーク都市圏を中心に活動した〈コミッティ・フォー・デモクラシー〉における「ナショナルモラール」動員努力の形成過程に注目した。
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