研究課題/領域番号 |
25888021
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
所 雄一郎 中央大学, 理工学部, 助教 (80709692)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 多環芳香族炭化水素 / C-H結合活性化 / 環化反応 / ロジウム / ルテニウム / アルキン / C-H活性化 / 重合 / 共役系高分子 / パラジウム |
研究成果の概要 |
芳香環が密集した構造を迅速に構築し、重合に適用可能な反応の探索・検討を行った。まず、ロジウム錯体を触媒として、ジインと2等量のビフェニルボロン酸が、C-H結合切断を伴いながら効率的に分子間環化反応を起こし、1,4-ビス(10-アリールフェナントレン-9-イル)ベンゼンが得られる条件を見出した。この化合物に対して分子内環化反応を行うことにより非平面構造を有する発光性の多環芳香族炭化水素が得られた。 また、ルテニウム錯体を触媒としたC-H結合切断を伴う1-ナフチルシランとアルキンの分子間環化反応により、含ケイ素多環芳香族炭化水素であるシラフェナレンを得る手法を開発した。
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