研究課題/領域番号 |
25888022
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
本多 智 東京理科大学, 工学部, 助教 (10711715)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 二酸化炭素の化学固定 / 高分子トポロジー / 環状高分子 / 櫛型高分子 / 二酸化炭素-エポキシド交互共重合 / グラフト共重合体 / 櫛形高分子 |
研究成果の概要 |
二酸化炭素を原料とするポリカーボネート(PC)は環境調和型材料として期待されている。しかし、PCのトポロジーを組換える研究展開にはほとんど進展がみられない。高分子トポロジーの組換えは組成や分子量に手を加えることなく物性を操る方策として期待されており、PCのトポロジーを組換えることは急務であった。本研究では、環状構造および櫛型の分岐構造を持つポリプロピレンカーボネート(PPC)の合成に成功した。また、環状PPCが直鎖状PPCよりも高い耐熱性を示すことを突き止めた。さらに、櫛型PPCは、一分子が楕円状のナノ粒子として振舞うことに加え、直鎖状PPCと同程度の温度で熱分解することを明らかにした。
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