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災害対応における住民の再定住の実態と地域のレジリエンス向上のための支援方策

研究課題

研究課題/領域番号 25889036
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関京都大学

研究代表者

前田 昌弘  京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50714391)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2014年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード都市計画・建築計画
研究概要

本研究は、災害への対応において不可避とされる住民の再定住(何らかの外的な要因によって住み慣れた場所を離れ、新たな場所で生活を再構築すること)に関わる問題に着目したものであり、再定住という現象の理解を通じて、レジリエンス(あるシステムが不確実な変化にも対応し継続・回復する能力)を有する地域コミュニティのあり方とその実現に向けた支援方策を探ることを目指すものである。そのために本研究では、(A)スリランカにおける2004年インド津波被災者再定住地の継続状況とその要因の把握、および(B)東日本大震災に伴う津波・原発事故による長期避難者への居住支援状況の把握を行い、社会背景と状況の異なる再定住の実態を把握し、それらを踏まえて、(C)再定住地における居住継続の条件とその支援方策の検討を行うことを課題とした。
本年度は、上記の課題(A)に関しては、2008年から2010年にかけて現地調査を行ったスリランカ南部・ウェリガマ郡の再定住地・計14箇所を再び訪れ、津波被災から10年近くが経過した現時点における再定住地の実態を把握した。課題(B)に関しては、福島第一原発事故に伴い京都市に長期避難している世帯を対象としてアンケート調査や支援グループの代表者に対するヒアリングを行い、現在の住まいの状況とそこに至る経緯を把握するとともに、住まいの選択の基盤になると思われる住情報の支援ニーズについて把握した。課題(C)に関しては、レジリエンス概念に関する他分野(生態学、心理学、防災・減災学)の文献レビューを行い、また災害に対するレジリエンスをテーマとした国際学会(Environmental Design Research Association/米国・プロビデンス 2013年5月29日~6月1日)のワークショップで発表し、意見交換を行った。

現在までの達成度 (区分)
理由

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 津波被災者への居住支援と“信頼構築” の関係に関する研究-気仙沼市本吉町における実践を通じて-2014

    • 著者名/発表者名
      前田昌弘,石川直人,伊藤俊介
    • 雑誌名

      住宅総合研究財団研究論文集

      巻: 第40号 ページ: 129-140

    • NAID

      130005955664

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Building Trust in the Wake of a Disaster -Feature Articles on Safe and Resilient Society against Natural Disaster2014

    • 著者名/発表者名
      Masahiro MAEDA
    • 雑誌名

      MERA Journal

      巻: NO.32 ページ: 29-32

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [雑誌論文] 仮設住宅居住者への住環境改善支援における主体間の信頼に関する研究-東日本大震災における暑さ・寒さ対策支援の実践を通じて-2013

    • 著者名/発表者名
      前田昌弘, 高田光雄
    • 雑誌名

      日本建築学会住宅系研究報告会論文集

      巻: 第8巻 ページ: 85-91

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] インド洋津波被災者の再定住地への移住と社会関係の再編

    • 著者名/発表者名
      前田昌弘
    • 学会等名
      日本建築学会比較居住文化小委員会公開研究会
    • 発表場所
      建築会館(東京)
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 2004 年インド洋津波における被災者の生活継続からみた再定住地の計画条件-関係性の継承・再編からみた住宅・地域計画に関する研究

    • 著者名/発表者名
      前田昌弘,髙田光雄,石川直人,伊藤俊介
    • 学会等名
      日本建築学会大会学術講演会(近畿) オーガナイズドセッション
    • 発表場所
      神戸大学
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] 遠隔地避難者の住情報ニーズと情報収集の実態-東日本大震災における京都市への避難者の住情報ニーズに関する研究 その1

    • 著者名/発表者名
      趙賢株,高田光雄,前田昌弘,久保由華
    • 学会等名
      日本建築学会大会学術講演会(近畿)
    • 発表場所
      神戸大学
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] 遠隔地避難の経緯と住生活の変化に伴う不安・不満に関する考察-東日本大震災における京都市への避難者の住情報ニーズに関する研究 その2

    • 著者名/発表者名
      久保由華,高田光雄,前田昌弘,趙賢株
    • 学会等名
      日本建築学会大会学術講演会(近畿)
    • 発表場所
      神戸大学
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [図書] Rural and Urban Sustainability Governance2014

    • 著者名/発表者名
      Kota Asano and Mitsuo Takada (edit)
    • 総ページ数
      332
    • 出版者
      United Nations University Press
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

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公開日: 2013-09-12   更新日: 2019-07-29  

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