研究課題/領域番号 |
25889054
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
金子 敏宏 東京理科大学, 理工学部, 助教 (00711540)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 化学物理 / 計算物理 / 熱工学 / 氷 / 分子動力学 / 相転移 / ナノ細孔 / 蓄熱材料 |
研究成果の概要 |
ナノ多孔質体に分子を閉じ込めた系は数10K程度の範囲で融点を調整できる系として蓄熱媒体としての利用が期待されている.本研究では,理論および数値実験によりナノ多孔質体の細孔サイズが融点や結晶化に必要な過冷却度に与える影響を研究した. まず,結晶化するときの自由エネルギー障壁を数値実験により測定し,特定の細孔サイズで自由エネルギー障壁が低くなることを明らかにした[Journal of Chemical Physics, 2014].つぎに,数値実験で予測された融点と Gibbs-Thomson の式から予測される融点を比較し,数値実験で予測された融点の複雑な変化を部分的に説明することができた.
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