研究課題
研究活動スタート支援
テラヘルツ波発振器を目指した固有ジョセフソン接合の同期現象に関する研究に関して,先ず自己フラックス法を用いて良質な高温超伝導体単結晶の作成を試みた.フラックス剤の配合比率及び坩堝のアルミナ純度の最適化を行い,良質な配向面の大きい高温超伝導体単結晶を再現性よく作成することに成功した.ジョセフソン接合の同期現象には発熱の効果が大きく寄与していることに着目して,数値解析および発熱を無視できるパルス電流印加法を用いて発熱の効果を調べた.その結果,電流端子とジョセフソン接合との接触抵抗部分での発熱がジョセフソン接合の特性に大きな影響を及ぼす場合があることを明らかにした.
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
Applied Superconductivity, IEEE Transactions on
巻: 25 号: 3 ページ: 6800304-6800304
10.1109/tasc.2014.2360584
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