研究課題
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体外受精では,精巣で作られて精巣上体尾部に貯蔵された精子 (尾部精子) が一般的に使われている。一方,体内受精では,尾部精子に副生殖腺 (特に精嚢腺) 分泌成分が付加された精子が子宮内へ射出される。体内受精における精嚢腺分泌成分の役割を明らかにするため,精嚢腺除去マウスを作製して野生型雌と交配させたところ,雄の妊孕性低下が観察された。次に,精嚢腺で大量に存在するPATE4の機能解析を試みた。Pate4欠損 (KO) マウスを作製して,KO雄と野生型雌を同居させたところ,この雌からはほとんど産仔が得られなかった。Pate4 KO雄が不妊傾向にある原因については,現在詳細な表現型解析をしている。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (1件) 備考 (5件)
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