研究課題
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本研究は、外来土壌動物の一般的な侵入及び分布拡大パターンを明らかにするために、日本からアメリカに侵入したとされるハタケミミズをモデルとした研究を行った。日本とアメリカのハタケミミズの遺伝子解析を行った結果、ハタケミミズが日本からアメリカに侵入したことを支持する結果が得られたが、日本国内およびアメリカ国内で遺伝的な分化が認められなかったため、日本のどの地域から侵入し、どのように分布を拡大したかについてはわからなかった。これについては、今後さらに研究を進めて明らかにする必要がある。また、本研究により、これまで知られていなかった別種のミミズも日本からアメリカへ侵入していたことが明らかにされた。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
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