研究課題/領域番号 |
25891012
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
筒井 圭 京都大学, 霊長類研究所, 研究員 (40714209)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 苦味受容体 / G蛋白質共役型受容体 / 感覚受容体 / GPCR |
研究成果の概要 |
感覚受容体の応答特性がチューニングされるメカニズムを明らかにするために、苦味受容体をモデルとして研究を行った。具体的には、種間でアミノ酸配列が異なる新世界ザルの苦味受容体TAS2R1およびTAS2R4の様々な苦味物質に対する応答を比較した。その結果、TAS2R1の樟脳に対する応答についてはヨザルのものが、TAS2R4のコルヒチンに対する応答についてはマーモセットのものが、他の種と比較して感受性が高いことが明らかとなった。さらに分子進化学的な解析により、それらの高い感受性が分子進化のどの段階で獲得されたか、またどのアミノ酸残基の置換がそれに寄与したのかが明らかとなった。
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