研究課題
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植物感染性センチュウの感染過程における、植物細胞の応答の分子機構の全体像を明らかにし、植物遺伝子の新たな機能に関する知見を得ることを目的とした。センチュウ感染過程における植物細胞の脱分化、再分化過程に関わる可能性のある因子に対する、シロイヌナズナの種々の突然変異体やマーカーラインを用いてセンチュウ感染効率の測定、および空間的発現パターンを調査した。その結果、感染効率の低下が見られたCLEシグナル伝達系関連、および側根形成関連因子や、ネコブでの発現上昇が認められた脱分化関連、および細胞分裂関連因子が、センチュウ感染過程に関与していることが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)
日本農薬学会誌
巻: 40 ページ: 44-51
130005096498
EMBO rep.
巻: 15 号: 11 ページ: 1202-1209
10.15252/embr.201438660