研究課題/領域番号 |
25891026
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
遺伝・染色体動態
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
夏目 豊彰 国立遺伝学研究所, 新分野創造センター, 特任研究員 (10435513)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヒト新細胞遺伝学 / ゲノム編集 / オーキシン誘導デグロン法 / 複製フォーク再生 / ICL修復 / Mcm2-7ヘリカーゼ / Mcm8-9ヘリカーゼ / 次世代細胞遺伝学 / DNA複製フォーク再生 / オーキシン誘導デグロン |
研究成果の概要 |
私達は、ゲノム編集技術と標的タンパク質を瞬時に分解することが可能なデグロン法を応用し、ヒト細胞における「新細胞遺伝学」的な解析法を立ち上げた。今後は、酵母などの一部の生物種においてのみ可能であった、詳細な分子細胞遺伝学的な解析が、ヒト細胞においても遂行できる。また、本解析法をもとに、複製フォークの再生機構の研究を行った。DNAの分岐構造である複製フォークは大変脆弱である一面を持ち、内的外的ストレスによって破壊され、その再生が必要になることがある。私達は、Mcm2-7複製ヘリカーゼに類似した、Mcm8-9ヘリカーゼが、複製フォークの再生に重要な役割を果たしていることを明らかとした。
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