研究成果の概要 |
Bacteroides thetaiotaomicronおよびThermoanaerobacter sp. X-514から,糖加水分解酵素ファミリー130に分類される3種の新規なβ-マンノシドホスホリラーゼ、すなわちβ-1,4-マンノシル-N-アセチルグルコサミンホスホリラーゼ,β-1,2-オリゴマンナンホスホリラーゼ,β-1,2-マンノビオースホスホリラーゼを見出した。また,これらβ-マンノシドホスホリラーゼが,複合糖鎖及びリポ多糖のコア構造として含まれるβ-1,4-マンノシル-N-アセチルグルコサミンまたはβ-1,2-オリゴマンナンの代謝において,鍵酵素として関与することを示唆した。
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