研究課題
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先行研究において、重要植物病原菌トウモロコシごま葉枯病菌をモデルとして、新規殺菌剤を含む多重薬剤耐性変異株を人為的に作出し、その全ゲノム配列を決定した。本研究では、この多重変異株と野生株のゲノム配列の間で異なっている配列を薬剤耐性変異点の候補として解析をすすめた。その結果、トルニファニド耐性遺伝子TFR1はファルネシルトランスフェラーゼ遺伝子を、TFR2はゲラニルゲラニルトランスフェラーゼ遺伝子をコードしていることが示唆された。同様にポリオキシン耐性遺伝子Pol2およびPol4はそれぞれ、フェロケラターゼ遺伝子およびポルフォブリノーゲンデアミナーゼ遺伝子をコードしていることが強く示唆された。
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