研究課題/領域番号 |
25893020
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
川津 正慶 東北大学, 大学病院, 医員 (70712925)
|
研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | Scleraxis / 歯根膜細胞 / メカニカルストレス |
研究成果の概要 |
Scleraxis (Scx)は歯根膜を含む腱・靭帯組織で発現する転写因子である。本研究では矯正的歯の移動実験を行い、歯根膜でのScxの発現を解析した。歯根膜の牽引側ではScxの発現は上昇し、圧迫側では低下した。牽引側ではScxの上昇に伴い、活性型transforming growth factor-beta1 (TGF-β1)の検出とTGF-βシグナリング分子であるSmad3のリン酸化の亢進が認められた。培養歯根膜細胞でもTGF-β2添加によるScxの発現上昇が認められたことから、牽引力によるScxの発現上昇は、TGF-β/Smad3シグナリング経路を介して調節されていることが示唆された。
|