肝発癌を促進する腸内細菌叢の同定

• 研究課題/領域番号: 25893081
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 消化器内科学
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 飯田 宗穂 金沢大学, 医学系, 助教 (40705604)
• 研究期間 (年度): 2013-08-30 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 肝癌 / 腸内細菌 / 肝発癌

研究成果の概要

Ｃ型慢性肝炎由来肝細胞癌患者(HCC)8名、非担癌Ｃ型慢性肝炎患者(CLD)8名、健常者(HD)６名の便中DNAのシーケンシングを行った。HD ５人とCLD ３人が近くクラスタリングされ、HCC8人を含む残りが近くクラスタリングされ、肝癌患者は健常者と異なる細菌叢を持つことが示唆された。肝癌患者便を移植したマウスでは肝発癌が67%であったのに対し、健常者便移植マウスでの肝発癌率は0%であった。