研究課題
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アディポネクチンやレジスチンの分泌異常は生活習慣病の発症に深く関与する。これらの血中濃度は、遺伝因子の影響を受けることが知られているが、既知の濃度関連遺伝子で説明できる割合は非常に少ない。本研究では192名の一般住民男性を対象に、これらの血中濃度、SNP情報、DNAメチル化アレイデータを使用して、これらの血中濃度に関連するDNAメチル化サイトを探索した。その結果、アディポネクチンに対して5カ所、レジスチンに対して1カ所のサイトを特定した。更に、レジスチンと関連したサイトは、近隣に存在するSNPとの関連も確認された。これらの結果は、後天的ゲノム修飾を介した血中濃度の制御に対する新たな知見となる。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
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