研究課題/領域番号 |
25893094
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三井 寛子 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (70571339)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 腹膜播種 / 癌幹細胞 / 腹膜中皮細胞 |
研究成果の概要 |
卵巣癌の腹膜播種における腹膜中皮細胞の機能について解析を行った。腹膜中皮細胞は、TGF-β、卵巣癌細胞株の培養上清、癌性腹水を添加すると、敷石状から紡錘形の線維芽細胞様に形態変化した。この形態変化により上皮間葉転換のマーカーおよび癌関連線維芽細胞のマーカーの発現の上昇を認めた。また線維芽細胞様に形態変化した中皮細胞は、サイトカインの分泌が亢進しており、卵巣癌細胞株の遊走能を亢進させた。腹膜中皮細胞は、腹水により形態および機能の変化がおき、癌に促進的に働く可能性が示唆された。
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