研究課題/領域番号 |
25893096
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
田辺 正樹 三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (50456737)
|
研究協力者 |
中村 明子 三重大学, 医学部附属病院, 臨床検査技師
|
研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 細菌遺伝子診断 / PCR / 感染性心内膜炎 / 血管内感染症 / 培養陰性 |
研究成果の概要 |
血液培養陰性の感染性心内膜炎などの血管内感染症の補助診断として血液を用いた細菌遺伝子診断の有用性について検討した。細菌全般を検出できる「broad-range PCR」、7菌種を標的とした「菌種特異的PCR」、「オキサシリン耐性遺伝子」を同時にできる遺伝子診断システムを構築し、対象期間内に感染性心内膜炎の確定例10例、不明熱例10例を対象に検討を行ったところ、感染性心内膜炎例について、血液培養が陰性化した後においても、血液から細菌遺伝子を検出することができた。血液を用いた細菌遺伝子診断は血液培養陰性の血管内感染症の診断や抗菌薬選択に有用である可能性が示唆された。
|