研究課題/領域番号 |
25893112
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
安彦 郁 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20508246)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 免疫 / PD-L1 / リンパ球 / インターフェロンガンマ / 腹膜播種 / インターフェロンγ / NF-kB |
研究成果の概要 |
卵巣癌臨床検体の免疫染色を行ったところ、腫瘍間質内のCD8陽性リンパ球と腫瘍のPD-L1発現が強く相関していた。マウス卵巣癌モデルにおいて、腫瘍細胞のIFN-γ受容体を発現抑制すると、腫瘍のPD-L1発現が減弱し、腫瘍内へのCD8陽性リンパ球浸潤が増え、腫瘍の増殖が抑えられ、マウスの生存期間が延長した。以上より、生体内では、腫瘍間質内リンパ球が分泌するIFN-γにより腫瘍のPD-L1発現がおこり、腫瘍上皮内へのリンパ球浸潤を妨げて腫瘍増殖が起こっていることが示唆された。
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