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血管誘導能に優れた未分化間葉系幹細胞の骨再生技術の確立と顎裂閉鎖治療への展開

研究課題

研究課題/領域番号 25893148
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

鷲見 圭輔  広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 助教 (00707078)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード骨再生 / 未分化間葉系幹細胞 / 矯正歯科 / 矯正 / 再生医療 / 口唇裂口蓋裂
研究成果の概要

本研究は口唇裂口蓋裂(CLP)患者におけるより侵襲の少ない間葉系幹細胞(MSCs)を用いた骨再生医療を目標とし、骨再生に必須である血管新生にMSCsが及ぼす影響について検討を行った。本実験結果より、MSCsは骨分化誘導後と比較してVEGF発現量が増加すること、MSCsと血管内皮細胞を共培養することにより血管新生が促進されることが明らかとなった。さらに、動物実験においても、MSCsを移植することで移植部の血管新生が亢進され、初期血流量が増加しそれに続く早期の骨再生が起こることが明らかとなった。
これらより本研究がCLP患者の顎裂部の骨再生に有用であることが示され、臨床応用の可能性が強く示唆された。

報告書

(3件)
  • 2014 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2015 2014 2013

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 骨髄由来間葉系幹細胞を用いた顎裂閉鎖治療法 -MSCsが血管新生に果たす役割-2015

    • 著者名/発表者名
      沖 奈苗
    • 学会等名
      第39回日本口蓋裂学会総会・学術集会
    • 発表場所
      シェーンバッハ・サボー(砂防会館、東京)
    • 年月日
      2015-05-21 – 2015-05-22
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 顎裂部骨再生における骨髄由来間葉系幹細胞による破骨前駆細胞への影響2015

    • 著者名/発表者名
      阿部 崇晴
    • 学会等名
      第39回日本口蓋裂学会総会・学術集会
    • 発表場所
      シェーンバッハ・サボー(砂防会館、東京)
    • 年月日
      2015-05-21 – 2015-05-22
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 骨再生過程の血管新生における骨髄由来間葉系幹細胞の役割2014

    • 著者名/発表者名
      沖 奈苗
    • 学会等名
      第38回日本口蓋裂学会総会・学術集会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 年月日
      2014-05-29 – 2014-05-30
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 骨髄由来間葉系幹細胞が血管新生に及ぼす影響2014

    • 著者名/発表者名
      沖 奈苗, 鷲見圭輔, 阿部崇晴, 國松 亮, 麻川由起, 粟田哲也, 丹根一夫, 谷本幸太郎
    • 学会等名
      第38回日本口蓋裂学会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] 口蓋裂患者における顎裂部骨再生治療法の確立―担体の代謝とMSCsの相互作用についての検討―2013

    • 著者名/発表者名
      鷲見圭輔, 麻川由起, 吉岡基子,沖奈苗, 阿部崇晴, 杉山 勝, 谷本幸太郎
    • 学会等名
      第52回広島県歯科医学会・第97回広島大学歯学会
    • 発表場所
      広島市歯科医師会館
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

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公開日: 2013-09-12   更新日: 2019-07-29  

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