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E3ユビキチンリガーゼCUL3による血管新生制御機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号 25893160
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 医化学一般
研究機関愛媛大学

研究代表者

坂上 倫久  愛媛大学, 学内共同利用施設等, その他 (20709266)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2014年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードCUL3 / VEGFR2 / BTB / angiogenesis
研究概要

最近我々は、E3ユビキチンリガーゼの一つであるCUL3が血管新生に極めて重要であることを発見した。その中でCUL3は、VEGFR2 mRNAの安定制御を通じて血管内皮細胞機能に関与することを新たに見出した。本研究は、CUL3によるVEGFR2 mRNA制御機構に焦点を当て、血管内皮細胞においてCUL3が標的とする基質およびそのアダプタータンパク質を同定し、血管新生におけるCUL3複合体の果たす生理的役割を明らかにすることを目指すものである。
はじめに、VEGFR2-3' untranslated region(UTR)をベイトとしたプルダウン法によって、VEGFR2 mRNA安定性を制御する因子の同定を行う計画を進めたが、ベイト調整が非常に困難で時間を要したため、アダプタータンパク質を同定する実験を優先的に進めるここととした。CUL3のアダプタータンパク質はBTBドメイン(BTBD)を持つことが知られ、ヒトでは180種程度存在することが知られている。この中で血管内皮細胞特異的に高発現するいくつかのBTBDタンパク質に対するsiRNAを合成し、VEGFR2 mRNAを制御するBTBDタンパク質のスクリーニングを行った。その結果、二つの因子(VEGFR2 regulating protein1 and 2)を同定することに成功した。これらのタンパク質を血管内皮細胞においてノックダウンすると、VEGFR2の発現が著しく低下することが分かった。これはCUL3ノックダウン時と同程度であった。一方で、本タンパク質を血管内皮細胞に過剰発現させると、VEGFR2の発現量が大幅に増強されることも分かった。また、293T細胞を用いたプルダウン実験より、同定した二つのBTBDタンパク質はCUL3と結合することを確認した。

現在までの達成度 (区分)
理由

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Versatility of E3 ubiquitin ligase Cullin3 as an angiogenic balance regulator2014

    • 著者名/発表者名
      Tomohisa Sakaue
    • 学会等名
      The 18th International Vascular Biology Meeting
    • 発表場所
      京都
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] Cullin3 E3 ubiquitin ligase regulates angiogenesis through stabilizing vascular endothelial growth factor receptor 2 mRNA.2013

    • 著者名/発表者名
      Tomohisa Sakaue
    • 学会等名
      North American Vascular Biology Organization
    • 発表場所
      Hyannis, MA, USA
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [備考] 生化学・分子遺伝学

    • URL

      http://www.m.ehime-u.ac.jp/data/course/list_detail.php?id=201100000053

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-09-12   更新日: 2019-07-29  

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