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自然免疫におけるミトコンドリアの翻訳を制御するp32遺伝子の役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 25893162
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 病態検査学
研究機関九州大学

研究代表者

後藤 和人  九州大学, 大学病院, 助教 (50711214)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2014年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード自然免疫
研究概要

ミトコンドリアは酸化的リン酸化を通じて大半のATP産生を担い、生体におけるエネルギー代謝の中心である。すなわち生物が生存するためにはミトコンドリア依存的ATP産生が必須である。しかしながら、自然免疫におけるミトコンドリアの役割は不明確であるため、本研究において解析を行った。本年度は下記3点をメインに解析を進めていった。
(1)MEF細胞株を用いたサイトカイン発現解析 p32ノックアウトMEF細胞を用いて、各種Toll様受容体のリガンドで刺激した。TLR3,4のリガンドに対する反応性は良好であったため、こちらをメインに解析を行った。しかしながらTLR9のリガンドへの反応は不良であるため、解析は困難であった。各種炎症性サイトカインならびにインターフェロンのmRNA量をRT-PCR法を用いて定量解析行った。その解析の結果、ミトコンドリアの機能異常はサイトカインの産生に影響を与えることが示唆された。さらに翌年度も解析を進めていき、その成果を学会、論文などにて発表予定である。
(2)組織特異的p32ノックアウトマウスの作製 LysM-Cre knockinマウスと交配して、マクロファージ特異的p32コンディショナルノックアウトマウスを作成した。そのマウスよりp32欠損マクロファージを得て、野生型マクロファージとの比較検討を行った。マクロファージはMEF細胞株とは異なるフェノタイプを示した。これらの結果よりMEF細胞株とマクロファージはp32以外のミトコンドリア関連分子の発現が異なる可能性が示唆された。それらの研究成果に関しては、日本臨床検査医学会にて発表を行った。
(3)メタボローム解析 作成したマウスのメタボローム解析用のサンプルを準備した。翌年度に解析を予定している。その内容に関しても上記と同様に発表予定である。

現在までの達成度 (区分)
理由

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] ミトコンドリアDNA翻訳調節タンパク質p32の自然免疫系における機能解析2013

    • 著者名/発表者名
      星澤 早紀,後藤 和人,堀田多恵子,内海 健,康 東天
    • 学会等名
      第60回 日本臨床検査医学会
    • 発表場所
      神戸
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] フローサイトメトリーFACSを用いた細胞内活性酸素測定系の構築2013

    • 著者名/発表者名
      後藤 和人,星澤 早紀,堀田多恵子,内海 健,康 東天
    • 学会等名
      第60回 日本臨床検査医学会
    • 発表場所
      神戸
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [備考] 九州大学病院 検査部

    • URL

      https://www.med.kyushu-u.ac.jp/cclm/

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-09-12   更新日: 2019-07-29  

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