研究課題/領域番号 |
25893180
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
坂部 沙織 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (10707384)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | SFTSウイルス / マウスモデル / 病態 / 抗ウイルス療法 / ウイルス |
研究成果の概要 |
近年初めて報告された新興感染症である、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のモデル動物の確立およびその病態発現メカニズムを解明するため、異なる9種類の近交系マウスにSFTSウイルスを感染させ、その病態を比較した。結果、C3H/HeJマウスにおいて、ヒトでの臨床症例で報告されている血小板や白血球の減少、ASTやALTの上昇が顕著に認められたことから、SFTSのモデル動物としての有用性が示唆された。さらに、抗ウイルス効果が期待されるリバビリンおよびT-705の個体レベルでの効果を、C3H/HeJを用いたマウスモデルを用いて検討した結果、T-705が高い抗ウイルス効果を示した。
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