• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

二重盲検法による睡眠時ブラキシズムに対する薬物療法の効果測定

研究課題

研究課題/領域番号 25893242
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

葭澤 秀一郎  昭和大学, 歯学部, 助教 (60710382)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2014年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード睡眠時ブラキシズム / 薬物療法 / 二重盲検法 / プラセボ効果
研究概要

緒言:睡眠時ブラキシズム(SB)は、睡眠関連運動異常症と定義され、顎口腔系に様々な障害をもたらす可能性がある。したがって、口腔の健康維持、歯科治療の予後改善のためにSBの管理は非常に重要である。本研究ではプラセボ二重盲検法を用いて一次性のSB患者を対象に、中枢神経作用を有する二種類の薬剤(クロナゼパム、クロニジン)およびプラセボを被験者に無作為に投与し、睡眠ポリグラフィ(PSG)を用いてSBの抑制効果を比較検討した。
方法:被験者は、20人の健康成人(男性:9人、女性:11人 年齢26.5±2.5才)を選択した。PSG測定は合計5夜実施した。1夜目は順応とし、2夜目はSBの確定診断およびベースラインの測定を行った。その後3、4、5夜目に就寝30分前に薬剤を服用させた。薬剤はクロナゼパム(1.0mg)、クロニジン(0.15mg)、およびプラセボの3種類を同一形態に調剤し、外観上識別ができないカプセルに封入した。3、4、5夜目の投薬服用順は、各被験者に対してランダムに割り付けた。
結果:SBに対する投薬の効果は、2夜目のベースラインのRMMA indexを基準とした比率で評価した。クロニジンの投与によるRMMA indexの変化率(0.44)は、クロナゼパム(0.80)、プラセボ(0.72)の投与時の約2分の1であり、クロニジンの抑制効果は他の2薬と比較して有意に大きかった。
考察:本研究により、SBに対するクロニジンの抑制効果は、クロナゼパムとプラセボに比べて有意に大きいことが明らかになった。クロナゼパムは、睡眠調節機構や運動調節機構の異常を改善することにより二次性のSBを抑制すると考えられるが、そういった背景のない一次性のSB患者には有効ではなく、その効果はプラセボ効果と同程度あった。

現在までの達成度 (区分)
理由

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 睡眠時ブラキシズムに対する薬剤効果についての二重盲検ランダム化比較試験2014

    • 著者名/発表者名
      酒井拓郎
    • 学会等名
      日本補綴歯科学会第123回学術大会
    • 発表場所
      仙台
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-09-12   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi