研究課題
研究活動スタート支援
本研究では,形質膜に存在する構造異常膜タンパク質モデル ΔF508 CFTR 変異体を用いて,形質膜品質管理に関わる脱ユビキチン化酵素 (DUB) を同定する事を目的とした.阻害剤スクリーニングの結果,proteasome 結合型 DUB の阻害は,ΔF508 CFTR 変異体の形質膜発現および膜安定性を増加させた.さらに,proteasome 結合型 DUB阻害は ΔF508 CFTR 変異体のエンドサイトーシスを阻害した.従って,proteasome 結合型 DUB による脱ユビキチン化は,異常膜タンパク質の形質膜安定性を制御するという新たな可能性が示唆された.
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 4件) 備考 (2件)
Seikagaku
巻: Feb;86(1) ページ: 54-8
40020011065
Nat Chem Biol
巻: Jul;9(7) 号: 7 ページ: 444-54
10.1038/nchembio.1253
Mol Biol Cell
巻: Dec;24(24) 号: 24 ページ: 3787-804
10.1091/mbc.e13-07-0417
http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~okiyoneda/okilab.html