• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

相互交流にもとづいた小学校社会科-国際理解単元学習の授業開発

研究課題

研究課題/領域番号 25908013
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅰ(文科系)
研究機関広島大学

研究代表者

沖西 啓子  広島大学, 附属小学校, 教諭

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
2013年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード国際理解単元学習 / 異文化理解 / 日韓の交流
研究概要

本研究では, 相互交流を通して自国の文化を正しく理解したうえで, 外国の生活や文化など異文化を多面的に理解するための授業開発をすることが目的である。そこで, 研究を進めていくうえで次の2点を行った。まず, 韓国の小学校(京仁大学附風初等学校・大成初等学校)を視察し, 社会科の授業や日本でいう総合的な学習の時間の授業を参観した。その中で, 日本の国際理解学習との共通点や相違点を明らかにする。次に, 日本と韓国の児童の実態を把握するために共通アンケートを行い, 両者の共通点や相違点を明らかにする。
京仁大学附属初等学校では, 3年生児童がグループごとに日本の文化や遊びなどについて調べたことを発表していた。6年生では, 世界の国土について地球儀や世界地図を使いながら学習していた。どちらも日本の国際理解学習とよく似ている学習内容・方法であった。大成初等学校では, 社会科の授業の中で児童がスマートフォンを使い, 情報機器を有効活用していた。日本と韓国の児童の共通アンケートについては, どちらも第4学年の児童を対象に行った。自国と相手国の地理的位置, それぞれの国で有名な食べ物, 知っている観光地などを聞いた。また広島市と韓国の大邸広域市とは姉妹都市提携を結んでいるが, その認知度を確認するために姉妹都市についても質問した。12月に韓国の児童が日本の児童に手紙や折り紙を送ってきてくれたので, 日本の児童もお礼の返事を書いた。手紙は日本語・ハングル・英語をおりまぜながら書き, 折り紙のプレゼントを添えて返事を出した。
このような2つの調査結果をもとに, 国際理解学習の授業開発を行った。昨年度は第6学年の国際理解単元学習で, 今年度は第4学年の「私たちの生活や産業と世界とのつながり」の学習で授業を行った。研究の概要, 授業内容と研究の成果・課題については『学校教育』の論文として執筆中である。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 国際理解学習における授業開発-2つの事例をもとに-2014

    • 著者名/発表者名
      沖西 啓子
    • 雑誌名

      (広島大学学校教育研究会)学校教育

      巻: 1165 ページ: 48-53

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-05-15   更新日: 2020-05-15  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi