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対話を軸として思考力を育成する社会科単元開発

研究課題

研究課題/領域番号 25908048
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅰ(文科系)
研究機関大阪教育大学

研究代表者

丸野 亨  大阪教育大学, 附属平野小学校, 主幹教諭

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2013年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード対話 / 思考力 / タブレット型端末
研究概要

本研究の目的は, 思考力の育成と言語活動を重視する意味で, 「対話」を軸として単元を開発することである。そして, 「対話」を促すためにタブレット型端末等のICT活用の効果を探ることである。
子ども一人ひとりの体験や社会事象にかかわる知識を結び付け, 概念形成を支えるものが, 言語活動の一部としての「対話」である。子ども自身が書き記し表現したものを基にしながら, それぞれの気付き・考え・思いについて「対話」する活動を重視したい。子どもの内面にあって明確に認識されていない事柄について, 対話による言語化を通すことにより, 知識・概念として定着させる過程を単元として開発することに本研究の意義がある。
本研究の方法は, ①教科書・副読本の分析, 他校実践事例の収集・整理, ②本校における実践事例・単元プランの再検討, ③①及び②を踏まえた単元の開発である。①, ②, ③の各過程において, タブレット型端末の活用を視点として進める。
研究成果としては, タブレット型端末の活用による子どもの新しいコミュニケーションの姿が見られたことである。例えば, iPadに標準装備の「iMessage」を利用することによって, 個々のグループが調べて得た情報や意見, 考えなどを, その場で他グループに送受信することで, グループでの調べ活動と情報交換が同時に成立していた。このように, タブレット型端末を活用することで新たな対話様式が生まれ, 子どもの思考力育成に資する授業形態と単元プランを開発することができた。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-05-15   更新日: 2020-05-15  

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