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積極的にコミュニケーションを行う態度の育成と評価のためのティーチングリソース開発

研究課題

研究課題/領域番号 25908056
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅰ(文科系)
研究機関旭市教育委員会

研究代表者

石毛 佐和子  旭市立富浦小学校, 旭市教育委員会, 指導主事

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2013年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード課題解決型外国語活動 / 交流活動 / SKYPE
研究概要

本研究では、旭市内の児童のコミュニケーション能力の素地を養い、教員の誰もが気軽に使える教材集の創造をめざして、Hi, friends! を活用した課題解決型外国語活動のティーチングリソースの開発を試みた。市内や近隣の小学校での外国語活動の実施状況や児童の実態等を鑑み、SKYPEを用いたティーチングリソースの開発に重点を置くことした。
具体的には、市内及び近隣の小学校と台湾の台中市の小学校との交流活動をSKYPEを用いて行っていくものである。旭市立櫻鳴小学校や匝瑳市立豊栄小学校での検証授業では、児童は、Hi, friends! 等の教材で学習した表現やこれまでに行った活動をもとに台中市の小学生とそれぞれの文化や自分たちの地域について英語を使って紹介し合った。即時的に交流が図られ、児童は英語を話すことでコミュニケーションできる喜びを体感していた。本研究で目指す「児童が自らゴールを設定し、解決していく単元をとおして、主体的・創造的に活動に取り組み、場面に適切な英語が自然に使いながら、より積極的にコミュニケーションをするようになる」ことが検証された。
また、今回の検証授業においては、通常の外国語活動の実践に加えて、
①SKYPEを用いるための環境整備
②交流の相手校の選出と日程調整
③授業実施における学級担任への支援
を行った。特に英語力に不安を抱える学級担任に対して、交流校とのメールでのやりとりの仕方等、授業実施までの支援は有用であり、小学校教員の外国語活動への不安が軽減し、自信をもって取り組むことに留まらず、児童がしっかりと目標をもって言語活動を行うことができるようになった。そして、今回のSKYPEを用いた活動のすべてをテキストとしてまとめることにより、どの小学校でも容易に活動できるものとなったと考える。
今後は、交流校の開発やSKYPEの活用の工夫とともに児童の英語活用力を含めて、より幅広い活動ができるように研究を進めていきたい。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-05-15   更新日: 2020-05-15  

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