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新教具「豆電球で回るプロペラ(6年理科)」の実用化に向けた研究

研究課題

研究課題/領域番号 25909015
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅱ(理科系)
研究機関岩国市立灘小学校

研究代表者

錦生 正幸  岩国市立灘小学校, 教員

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2013年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード豆電球で回るプロペラ / 電気の利用 / ものづくり
研究概要

1研究目的
(1)新教具「豆電球で回るプロペラ(6年理科)」(以下本教具と称す)の完成度の向上、特にプロペラ部分の性能を向上させることを第1の研究目的とした。
(2)本教具の授業での有効な活用方法を確立させることを第2の研究目的とした。
2研究方法
(1)本教具のプロペラ部分の形状、材質、軸受の改良に取り組んだ。
(2)本教具の実用型を授業実践の場に提供し、教具としての有効性を検証した。
(3)研究成果の発表を日本理科教育学会全国大会、中四国支部大会で行った。
3研究成果
(1)プロペラ部分の改良
当初の8枚翼[TPシート製・真鍮製軸受装着・豆電球(2.5V-0.5A×4基)で作動]での本教具の製作から、アルキメデス螺旋型翼(重心点確保困難)の試行を経て、正方形型螺旋状翼[紙製・軸受不要・豆電球(2.5V-0.5A×1基)のみで作動]の開発に至り、プロペラ部分の改良は完結した。
(2)教具としての有効性
宇部市立厚東小学校6年生による授業実践を実施し、質問紙調査から本教具が6学年理科「電気の利用」の単元学習全体を通して有効であることを検証できた。
(3)研究成果の発表
日本理科教育学会第63回全国大会及び第62回中四国支部大会にて研究成果を発表した。中四国支部大会で発表したサーモグラフィによる、「密閉空間での豆電球の発熱による上昇流の可視画像は今後の教材展開の新しい可能性を示すもの」との評価を受けた。この成果は、本科学研究費助成事業の支援なくしては不可能であった。
また本教具は、山口県立山口博物館において、新しい出前授業の学習プログラム[理科「ものづくり」教室]の教材の一つとして採択された。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (2件) 産業財産権 (1件)

  • [学会発表] 新教具「豆電球で回るプロペラ」とサーモグラフィを使った実験の有効性-第6学年理科「電気の利用」において-2013

    • 著者名/発表者名
      錦生 正幸
    • 学会等名
      日本理科教育学会第62回中国支部大会
    • 発表場所
      鳥取大学
    • 年月日
      2013-11-23
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] 新教具「豆電球で回るプロペラ」の改良-第6学年理科「電気の利用」において-2013

    • 著者名/発表者名
      錦生 正幸
    • 学会等名
      日本理科教育学会第63回全国大会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2013-08-09
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [産業財産権] 小学校理科実験教具(豆電球で動くプロペラセット)2013

    • 発明者名
      水石正幸(錦生正幸)
    • 権利者名
      水石正幸(錦生正幸)
    • 産業財産権種類
      特許
    • 出願年月日
      2013-04-08
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

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公開日: 2013-05-15   更新日: 2020-05-15  

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