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教育委員会と大学・博物館等が連携した野外学習プログラムの開発と教員研修の在り方

研究課題

研究課題/領域番号 25909055
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅱ(理科系)
研究機関岐阜県教育委員会教育研修課

研究代表者

山田 茂樹  岐阜県教育委員会教育研修課, 県教育委員会指導主事

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
2013年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード教員研修 / 大学・博物館との連携 / 野外学プログラム
研究概要

本研究の目的は、野外学習や博物館等を活用して質の高い授業ができる教員の資質能力向上を目指して、教育委員会と大学・博物館等との連携による野外学習プログラムを開発し、それを活用した現職研修の在り方にっいて実証的に解明することである。
岐阜県教育委員会指導主事と岐阜大学及び岐阜女子大学の教授・岐阜県博物館の学芸員が協力して大学や博物館等の豊富な情報源や専門家の指導を活用できる指導法を身に付ける教員研修プログラムを開発し、岐阜県総合教育センター研修講座である「博物館連携講座」及び「CST養成講座」において9回、のべ113名の教員を対象に研修会を実施し、事後アンケートによる評価を行った。また、教員が授業ですぐに使える野外観察ビデオコンテンツを作成し、岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)の「理科教材データベース」に掲載した。
受講者の事後アンケートの分析により、本プログラムへの満足度は「十分満足」が85%、「ほぼ満足」が15%、「やや不満」と「不満」は0%であったことから、大学・博物館等を活用することで学校のニーズに応える研修プログラムが確立できたと考える。その要因として、特に野外での自然観察においては、教師自身が野外観察の素晴らしさを体感しながら、思考力・表現力を育成できる手法となる「比較・変化・関連性」などの視点を学ぶことが有効であることが明らかになった。また、教員が博物館のバックヤード体験や活用手続きの具体的な方法等を学ぶことで、実際に博物館等を活用して授業を行う教員が増えることも明らかになった。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書

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公開日: 2013-05-15   更新日: 2020-05-15  

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