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小学生のWEB端末としてのポータブル機器利用に関する保護者向けリーフレットの開発

研究課題

研究課題/領域番号 25910009
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関東京都北区立豊川小学校

研究代表者

佐藤 和紀  東京都北区立豊川小学校, 教諭

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2013年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードペアレンタルコントロール / 情報モラル教育 / スマートフォン
研究概要

学校教育では情報モラルの指導が求められ, 新学習指導要領においてはすべての教員が実施することとなった. それと同時に保護者のスマートフォンなどへの理解や家庭でのルール設定の取り組みが求められる。しかし、保護者はどの機種にどのような機能があるかについて把握しておらず、ペアレンタルコントロールの活用がなされていない状況にある。そこで, 児童が日常的に使用しているスマートフォンやタブレットなどのポータブル端末のインターネット接続などの通信機能ついて, 保護者がその内容を理解し機器の設定ができることを目指した「保護者向けリーフレット」を開発することを本研究の目的とした。
まず, 小学校の保護者を対象にタブレットやスマートフォンの機能に関する理解度調査を行った. その結果, 保護者の日常的な活用方法については理解しているもののペアレンタルコントロールについては意識されておらず、ペアレンタルコントロールを設定するための機能のほとんどを理解されていないことが分かった。この調査を踏まえて、先行研究として行ってきたポータブルゲーム機のリーフレットデザインを参考にリーフレットを作成した。
次に開発したリーフレットを活用し、タブレットを操作しながら小学校2校の高学年保護者会で約120名を対象にスマートフォンのペアレンタルコントロールの設定方法について説明を行った。その結果、7割の保護者は「理解できた」と回答し、その後5割の家庭で児童とスマートフォンやタブレットの使用ルール作りを行ったことがわかった。一方、他の小学校2校ではタブレットを活用せずにリーフレットのみで説明を行った。その結果、約5割の保護者が「理解できた」と回答していることから、タブレットを活用しなくても理解が深まるリーフレットデザインを再考することが課題である。
なお、本研究で開発したリーフレットは以下のサイトで公開している。
http://www.halab.jp/parcon/

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 日常的に取り組むメディア・リテラシー実践2013

    • 著者名/発表者名
      佐藤和紀
    • 雑誌名

      教育科学研究会編集「教育」

      巻: 815 ページ: 100-108

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [備考] ペアレンタルコントロール

    • URL

      http://www.halab.jp/parcon/

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

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公開日: 2013-05-15   更新日: 2019-07-29  

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