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グリーンフラッシュ現象が起きる気象状況の研究

研究課題

研究課題/領域番号 25916001
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 地球惑星科学
研究機関鶴岡市立小堅小学校

研究代表者

小山田 正幸  鶴岡市立小堅小学校, 教員

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2013年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードグリーンフラッシュ / 日本海 / プリズム効果
研究概要

【研究目的】
グリーンフラッシュは、太陽が水平線に沈む時に見られる緑色の閃光です。この現象は光線のプリズム効果によって起こりますが、国内の観測例はきわめて珍しく、気象データ等も不明であり、観測記録の集積が求められています。本研究は国内(日本海沿岸部)において、グリーンフラッシュ現象はどのような気象状況の下に起こるのかを調査することを目的とします。
【研究方法】
水平線に沈む太陽を年間観測し、グリーンフラッシュの有無、気象データ等を集積する
・観測地 ; 山形県鶴岡市堅苔沢(鶴岡市立小堅小学校)付近から日本海をのぞむ
・観測方法 ; 太陽の写真画像を記録し、太陽像の変化や気圧配置等の気象データを収集する
【観測結果】
1 年間でグリーンフラッシュを観測できた延べ日数
・H23は2日、H24は4日、H25は6日すべて6月~9月に集中している
2 グリーンフラッシュを観測できたときの共通の気象状況
(1)日本海に高気圧が張り出し、等圧線の間隔が広く安定した夏型の気圧配置
(2)空気が澄んで透明度が高く、大気中の水滴や塵等による霞や霧や雲の発生が少ない
(3)水平線上に上暖下冷の大気の逆転層があり、太陽像が上位蜃気楼で上方にゆらめいて分離
3グリーンフラッシュの表れ方に2つのタイプ
(1)太陽面の上縁辺が水平線上に沈む一瞬、グリーンフラッシュ像が表れる
(2)太陽面が水平線に接する時からその上縁が緑色に光る

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] グリーンフラッシュを追って2013

    • 著者名/発表者名
      小山田 正幸
    • 雑誌名

      田川小学校長会会誌

      巻: 41 ページ: 41-42

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] 地域に学ぶ体験学習「海と大地と大空と」2013

    • 著者名/発表者名
      小山田 正幸
    • 学会等名
      山形県海洋教育研究協議会
    • 発表場所
      山形県立加茂水産高等学校
    • 年月日
      2013-10-22
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
    • 招待講演

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公開日: 2013-05-15   更新日: 2019-07-29  

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