• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

形態観察と遺伝子発現解析によるハスの生殖生長への相転換の特定

研究課題

研究課題/領域番号 25925008
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 農学・水産学
研究機関東京大学

研究代表者

石綱 史子  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2013年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードNelumbo nucifera / APETALA 1 / 相転換
研究概要

本研究はハスを種子から栽培した場合、栄養生長から生殖生長への相転換がいつ起こるか光学顕微鏡および電子顕微鏡を用いた形態観察と花成関連遺伝子の発現量を定量RT-PCRを用いて明らかにすることを目的とした。
1、形態学的な検証のため、ハスの種を通常の方法で露地栽培し、6月から12月にかけてサンプルを掘り起こし、花芽が形成されているか、頂芽付近を光学顕微鏡および走査型電子顕微鏡を用いて観察を行った。結果、花芽形成の初期と考えられる突起が10節目付近で観察された。しかし、それ以前の節では、形態観察で花成を判断することは困難であった。
2、遺伝的に均質なハスの種子を播種し、5月から9月にかけて計5回サンプルを採集した。定量RT-PCRによって、花芽形成にかかわっているとされているタンパク質の一つであるAP1 (APETALLA1)を指標とし、その発現量を解析した。結果、2回目のサンプリング(6月20日)に採取したサンプルからAP1の発現量が上昇したことが確認された。
以上の結果から、ハスを種子から栽培した場合、栄養生長から生殖生長への相転換は第5葉が展開する6月頃に相転換が起こることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Flower Bud Formation of Sacred Lotus (Nelumbo nucifera Gaertn.) ―A Case Study of 'Gyozankouren' Grown in Container2014

    • 著者名/発表者名
      Fumiko Ishizuna and Nobuhiro Tsutsumi
    • 雑誌名

      Hartscience

      巻: 49(4)(In press)

    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
    • 査読あり

URL: 

公開日: 2013-05-15   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi