トランスポーター選択性に注目した高尿酸血症治療薬の抗がん剤毒性への影響の比較

• 研究課題/領域番号: 25H00278
• 研究種目: 奨励研究
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 3180:医療薬学関連
• 研究機関: 長崎大学
• 研究代表者: 坂元 利彰 長崎大学, 病院(医学系), 薬剤師
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 480千円 (直接経費: 480千円); 2025年度: 480千円 (直接経費: 480千円)

研究開始時の研究の概要

高尿酸血症フェブキソスタットはABCG2を阻害するため、メトトレキサートの排泄を阻害し副作用を増強する可能性がある。一方、ドチヌラドはABCG2を阻害しないことが報告されており、ABCG2の基質となる抗がん剤の毒性を増強しないことを明らかにできれば、高尿酸血症治療薬の変更で副作用の未然回避が可能となる。さらに、ドチヌラドを用いた腫瘍崩壊症に対する安全で効果的な治療法の開発が可能となる。