研究課題/領域番号 |
25H00476
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
諫早 庸一 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 特任准教授 (90831397)
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研究分担者 |
大貫 俊夫 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (30708095)
市野 美夏 統計数理研究所, 学際統計数理研究系, 特任助教 (40376968)
四日市 康博 立教大学, 文学部, 准教授 (40404082)
水野 文月 東邦大学, 医学部, 講師 (50735496)
中塚 武 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (60242880)
宇野 伸浩 広島修道大学, 国際コミュニティ学部, 教授 (60310851)
佐野 雅規 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 特任准教授 (60584901)
西村 陽子 東洋大学, 文学部, 教授 (70455195)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2030-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
45,760千円 (直接経費: 35,200千円、間接経費: 10,560千円)
2025年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 14世紀の危機 / モンゴル帝国 / 環境史 / 黒死病 / 気候変動 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、歴史学・古気候学・古遺伝学・情報学・古銭学の協働研究によって、「14世紀の危機」の全体像を解明することを目的とするものである。「14世紀の危機」とは、「中世温暖期」から「小氷期」への生態環境の移行期にあたる14世紀に起きた、1)気候変動、2)社会動乱、3)疫病流行からなる「複合危機」であり、世界史上の転換期の1つに数えられる。本研究ではこの危機を、ひろくアフロ・ユーラシア規模で考察する。文理協働研究によって、この危機をアフロ・ユーラシアの人間社会と生態環境の連環のなかで動態的に捉え、この危機が世界をいかに転換させたのか、その全体像と具体相を解明する。
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