研究課題/領域番号 |
25H00491
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
塚本 憲一郎 岡山大学, 文明動態学研究所, 客員研究員 (20755368)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
46,540千円 (直接経費: 35,800千円、間接経費: 10,740千円)
2025年度: 16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
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キーワード | 古典期マヤの衰退 / 政治考古学 / 都市の放棄 / 宮殿発掘 / エル・パルマール王朝 |
研究開始時の研究の概要 |
なぜ、どのようにして、古代マヤの諸王朝は衰退したか? 本研究は、メキシコ カンペチェ州にあるエル・パルマール遺跡の宮殿発掘から、文明社会のあわせ持つ持続性と脆弱性を解明する。マヤ文明の崩壊に関する研究は、環境破壊、気候変動、戦争の激化、人口過剰などのマクロレベルの要因から都市の放棄が論じられる一方で、宮廷内の諸活動といったミクロレベルの要因は、軽視されてきた。本研究は、新たな政治理論を視座に、国際チームによる学際的アプローチによって、これらの問題を克服する。発掘により豊富なデータを集め、宮廷活動とその変化を検証し、当時の気候変動や戦争と照らし合わせて、王朝が衰退したプロセスを解明する。
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