2010年代以降の中南米・アンデス諸国における政党システムの不安定化に関する比較研究

• 研究課題/領域番号: 25H00529
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分6:政治学およびその関連分野
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 村上 勇介 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (70290921)
• 研究分担者: 岡田 勇 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (00650649) ; 馬場 香織 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (10725477) ; 中沢 知史 摂南大学, 国際学部, 講師 (20882541) ; 舛方 周一郎 慶應義塾大学, 法学部(三田), 准教授 (40734538) ; 磯田 沙織 神田外語大学, 外国語学部, 准教授 (70812064)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 45,890千円 (直接経費: 35,300千円、間接経費: 10,590千円); 2025年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
• キーワード: 政党システム / 政治過程 / 比較分析 / ポピュリズム / アンデス諸国

研究開始時の研究の概要

2010年代に低成長となったグローバル経済を背景に世界各地で社会紛争が亢進し、各国の政党システムの機能低下と政治の不安定化が一般化し、いわゆるポピュリズムを経て権威主義化する例が増えている。本研究は、比較研究により、そのような政党システム変動の原因を明らかにし、不安定化を克服する条件や過程を究明する。近年、政党システムの著しい不安定化が観察される中南米のアンデス諸国（ボリビア、コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラ）、比較対象として緩やかに不安定化するメキシコとブラジル、そして中南米で唯一、安定を維持しているウルグアイの8 ヶ国を対象に調査研究を実施し、不安定化の原因を解明する。