研究課題/領域番号 |
25H00655
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
橋本 直 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 理研ECL研究チームリーダー (20732952)
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研究分担者 |
関原 隆泰 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (20635693)
藤田 真奈美 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (70881663)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
46,930千円 (直接経費: 36,100千円、間接経費: 10,830千円)
2025年度: 20,540千円 (直接経費: 15,800千円、間接経費: 4,740千円)
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キーワード | K中間子原子核 / J-PARC / 量子色力学(QCD) / ソレノイド検出器 / カイラル動力学 |
研究開始時の研究の概要 |
反K中間子原子核は反K中間子が実粒子として束縛した新奇な原子核状態であり、低温高密度領域での量子色力学の実験場として注目されている。我々は最近、陽子二つとK-の束縛状態"K-pp"を発見し、さらには4体系の"K-ppn"と考えられる信号の観測にも成功した。これらの状態は反K中間子・核子間の強い引力によりコンパクトで原子核密度を超える高密度となっている可能性がある。本研究では、反K中間子原子核の崩壊分岐比や崩壊に関与しない核子の運動量分布の測定を行い、理論計算との比較で少数系反K中間子原子核の空間的大きさを議論する。
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