活動銀河核の５次元構造とその起源：多波長精密分光による解明

• 研究課題/領域番号: 25H00671
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分16:天文学およびその関連分野
• 研究機関: 鹿児島大学
• 研究代表者: 和田 桂一 鹿児島大学, 理工学域理学系, 教授 (30261358)
• 研究分担者: 長尾 透 愛媛大学, 宇宙進化研究センター, 教授 (00508450) ; 岸本 真 京都産業大学, 理学部, 教授 (00733354) ; 上田 佳宏 京都大学, 理学研究科, 教授 (10290876) ; 泉 拓磨 国立天文台, アルマプロジェクト, 准教授 (40792932) ; 岡本 崇 北海道大学, 理学研究院, 教授 (50541893) ; 塚本 裕介 鹿児島大学, 理工学域理学系, 准教授 (70748475)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 45,500千円 (直接経費: 35,000千円、間接経費: 10,500千円); 2025年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
• キーワード: 巨大ブラックホール

研究開始時の研究の概要

活動銀河中心核（AGN）の構造理解において、従来のモデルは起源等の物理的観点が不足していた。我々は多次元計算に基づく動的な輻射駆動噴水モデルを提案してきた経験を活かし、本研究ではこれをさらに発展させる。空間・波長・時間の5次元でAGN構造と起源の包括的理解を目指し、理論的な精密分光計算と、JWST、ALMA、XRISM等の最新鋭・高精度多波長観測データを直接比較検証する。これにより、数時間～数十年規模の時間変動の起源と構造の関係や、高赤方偏移AGNの進化と巨大ブラックホール形成の関連解明に迫る。