研究課題/領域番号 |
25H00781
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分25:社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
鴨川 仁 静岡県立大学, その他部局等, 特任教授 (00329111)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
46,670千円 (直接経費: 35,900千円、間接経費: 10,770千円)
2025年度: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
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キーワード | 雷 / 富士山 / 大気電気 / 放射線 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、気候変動の影響などにより落雷件数が増加傾向にあり、IT化が進む現代社会においては、落雷による被害も深刻化している。そのため、落雷予測技術の高度化が急務となっている。雷に関する研究は長い歴史を有するが、雷放電の物理機構には未解明の課題が多く、予測の難しさの一因となっている。特に、雷雲内部の状態を超近距離で観測することは、測定器の被雷や雲による視野遮蔽といった課題により困難である。本研究では、雷雲の雲底より高い標高を持つ富士山頂を観測拠点とすることで、これらの障害を克服し、落雷の超直近観測を実現する。得られたデータをもとに、雷の基本メカニズム解明と、新たな雷放電予測技術の基盤構築を目指す。
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