広視野２光子用巨大対物レンズを用いたホログラフィック顕微技術の創成と神経科学応用

• 研究課題/領域番号: 25H00854
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分30:応用物理工学およびその関連分野
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 的場 修 神戸大学, 次世代光散乱イメージング科学研究センター, 教授 (20282593)
• 研究分担者: 米田 成 神戸大学, システム情報学研究科, 特命助教 (00964248) ; 加藤 大輔 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (10712292) ; 湯川 博 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任教授 (30634646) ; 森田 光洋 神戸大学, 理学研究科, 准教授 (50297602)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 47,840千円 (直接経費: 36,800千円、間接経費: 11,040千円); 2025年度: 29,380千円 (直接経費: 22,600千円、間接経費: 6,780千円)
• キーワード: ２光子ホログラフィック顕微鏡 / 広視野 / 巨大対物レンズ / 蛍光イメージング / 光遺伝学

研究開始時の研究の概要

生命科学において，脳の機能と病態を理解するためには，マウス大脳半球（広さ3x3mm, 厚さ1mm）を，1細胞レベルの分解能（3um以下）と神経活動レベルの時間分解能（数ms）で，計測および細胞活動操作をすることが不可欠である。そのため，巨大対物レンズの低倍率かつ高開口数というユニークな特性を最大限に発揮した，広視野２光子ホログラフィック顕微技術を創成する。さらにこの技術を活用し，神経科学，ナノ化学の専門家とともに，高次脳機能の解明に取り組む。