研究課題/領域番号 |
25H00920
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分38:農芸化学およびその関連分野
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
吉田 聡子 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (20450421)
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研究分担者 |
峠 隆之 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (30415236)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
60,710千円 (直接経費: 46,700千円、間接経費: 14,010千円)
2025年度: 22,490千円 (直接経費: 17,300千円、間接経費: 5,190千円)
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キーワード | 根圏代謝物 / 寄生植物 / 吸器形成 / キノン / リグニン |
研究開始時の研究の概要 |
植物は様々な代謝物を根圏に分泌するが、その役割が解明されているものは少ない。寄生植物は、宿主植物に寄生して栄養を獲得して生育する。ハマウツボ科寄生植物はリグニン代謝系に由来するキノン類やフェノール類を宿主認識シグナルとして利用し寄生器官を形成する。しかし、それらの代謝物のシグナル伝達経路はほとんど未解明で、宿主植物がキノン・フェノール類を根圏に分泌する意味は不明である。本研究では、寄生植物の解析によりキノン・フェノール類のシグナル経路を解明する。さらに、独立栄養植物における相同シグナル経路遺伝子の解析を通じて、植物が根圏に存在するキノン・フェノール類を認識する機構とその意義を明らかにする。
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