研究課題/領域番号 |
25H00972
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
柴田 幹大 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 教授 (80631027)
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研究分担者 |
炭竈 享司 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 特任助教 (30579412)
古寺 哲幸 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 教授 (30584635)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
46,800千円 (直接経費: 36,000千円、間接経費: 10,800千円)
2025年度: 20,280千円 (直接経費: 15,600千円、間接経費: 4,680千円)
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キーワード | 1分子イメージング・ナノ計測 / 記憶・学習 / 一分子計測・操作 / 記憶タンパク質 / 高速原子間力顕微鏡 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトの平均寿命と健康寿命との間には約10年のギャップがあり、記憶障害がその要因の一つに挙げられている。しかし、有力な治療法はなく、高度高齢化社会を迎える日本にとって深刻な問題である。近年、記憶の形成には神経細胞内で起こる分子集合が重要であると報告されてきたが、その分子メカニズムは不明である。本研究は、記憶の細胞基盤であるシナプスの可塑性に着目し、記憶形成と忘却時に生じるタンパク質の分子集合過程をナノメートルスケールで可視化することで、その分子作動メカニズムの解明に挑む。本研究は、記憶をタンパク質で理解するための基盤研究であり、記憶障害を克服する治療薬の開発に向けた革新的な概念を創出する。
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