研究課題/領域番号 |
25H01007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分45:個体レベルから集団レベルの生物学と人類学およびその関連分野
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
野澤 昌文 東京都立大学, 理学研究科, 准教授 (50623534)
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研究分担者 |
武尾 里美 東京都立大学, 理学研究科, 助教 (10642100)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
60,060千円 (直接経費: 46,200千円、間接経費: 13,860千円)
2025年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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キーワード | 性染色体進化 / 性染色体の入れ替わり / ショウジョウバエ / 染色体不分離 / 染色体相互転座 |
研究開始時の研究の概要 |
有性生殖を行う生物において性の存続は重要である。しかし、遺伝性決定を行う生物では、Y染色体は退化する運命にあり、多くの生物は性の存続危機に直面すると考えられてきた。そんな中、近年、生物は性染色体を新たなものに入れ替えながら性を存続させてきたとする「性染色体サイクル仮説」が提唱されている。本研究では、自身が発見した「ショウジョウバエ2種における性染色体の入れ替わり前後の状態の混在」という現象に着目し、サイクル実証の鍵となる「退化型Y染色体を持つ生物はどのように性染色体を更新するのか、その生物学的意義は何か」を明らかにする。そして、性染色体によって有性生殖が長期間存続するための原理の核心に迫る。
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