ヒト遺伝子・RNA分子の網羅的マッピングによる生命現象の俯瞰的理解

• 研究課題/領域番号: 25H01021
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 村川 泰裕 京都大学, 高等研究院, 教授 (50765469)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 46,670千円 (直接経費: 35,900千円、間接経費: 10,770千円); 2025年度: 19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
• キーワード: ヒト遺伝子

研究開始時の研究の概要

ヒトの基本設計図とも称されるヒトゲノムには、数万個以上の遺伝子がコードされている。これらの遺伝子からは、時空間特異的に様々なアイソフォームのRNA分子が転写され、多様な機能が生み出されている。しかし、これまでの技術的な限界により、ヒトゲノム世界最先端の完全長RNA解析技術や1細胞レベルの空間ロングリードRNA解析技術を開発する。そして、これらの独自技術を活用し、数百のヒトの正常およびがん細胞・組織から系統的にデータを生成する。これにより、ヒトゲノムにコードされた遺伝子の全体像をより俯瞰的に解明し、生命現象を司る基本分子の理解を深めるとともに、新たな医療資源の探索を行う。