| 研究課題/領域番号 |
25H01150
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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| 研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
小野 順貴 東京都立大学, システムデザイン研究科, 教授 (80334259)
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| 研究分担者 |
植野 夏樹 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (00939788)
中嶋 大志 東京都立大学, システムデザイン研究科, 助教 (01000380)
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| 研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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| 配分額 *注記 |
59,410千円 (直接経費: 45,700千円、間接経費: 13,710千円)
2025年度: 16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
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| キーワード | ブラインド音源分離 / 因果性 / 音場補間 / 即時対応 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では、究極の低遅延ブラインド音源分離として「零遅延」を実現する。従来は制約なしで分離行列を推定し、その後、時間領域での分離フィルタの打ち切りにより、半ば強引に低遅延化する手法が試みられてきたが、本研究では、因果性制約下で分離フィルタを最適化する「真に最適」な手法を導出する。同時に、音源の移動、マイクの移動、新たな音源の出現など、従来のブラインド音源分離が脆弱であった時変な音環境変化に対しても、即自的に対応できる手法を開発する。これらを組み合わせ、遅延に敏感な補聴器や聴覚デバイス、さらには選択的音場制御へ応用し、聴こえや音環境を大幅に改善する基礎技術として貢献する。
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