超高感度半導体検出器を用いたSPECT装置の実現

• 研究課題/領域番号: 25H01210
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分90:人間医工学およびその関連分野
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 人見 啓太朗 東北大学, 工学研究科, 准教授 (60382660)
• 研究分担者: 渡辺 賢一 九州大学, 工学研究院, 教授 (30324461) ; 小野寺 敏幸 東北工業大学, 工学部, 准教授 (10620916) ; 田中 浩基 京都大学, 複合原子力科学研究所, 教授 (70391274) ; 野上 光博 東北大学, 工学研究科, 助手 (10847304) ; 伊東 利宗 帝京大学, 医療技術学部, 講師 (00896524) ; 関川 祐矢 帝京大学, 公私立大学の部局等, 助教 (90880766)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 46,020千円 (直接経費: 35,400千円、間接経費: 10,620千円); 2025年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
• キーワード: 臭化タリウム / SPECT / 半導体検出器 / ガンマ線 / 化合物半導体

研究開始時の研究の概要

単光子放出断層撮影(SPECT)装置は脳、心臓、骨疾患、がんなどの画像診断に広く用いられている。従来の半導体検出器は感度が低いという致命的な欠点を有しており、改善が求められている。本研究では検出器材料そのものを高原子番号化、高密度化することで半導体SPECT の高感度化を根本からめざす。ガンマ線ピーク効率が半導体中で特に高い臭化タリウム(TlBr)半導体を用いて超高感度SPECT装置の実現につながる検出器モジュールを開発する。