研究課題/領域番号 |
25H01225
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所, 上席研究員 (10319519)
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研究分担者 |
横田 秀夫 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, チームリーダー (00261206)
Cabral Horacio 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (10533911)
田畑 泰彦 京都大学, 医学研究科, 名誉教授 (50211371)
弓場 英司 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (80582296)
福永 雅喜 生理学研究所, 脳機能計測・支援センター, 特任教授 (40330047)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2030-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
46,150千円 (直接経費: 35,500千円、間接経費: 10,650千円)
2025年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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キーワード | MRI / 病理組織 / 造影剤 / マンガン / 分子イメージング |
研究開始時の研究の概要 |
現在、臨床でのMRI検査には、ガドリニウム(Gd)という重金属を用いたMRI造影剤の使用が主流であるが、Gdはイオン化すると極めて毒性が高く、また頻回投与では骨や腎への蓄積リスク、胎児への潜在的な影響、海洋汚染などの課題が指摘されている。最近の研究では、国内で年間4.5トンものGdが河川に排出され、多摩川では世界2位の高濃度となる140 ng/LのGdが検出された報告もあり、近い将来、持続可能な代替造影剤が必要となる。本研究の目的は、Gd錯体よりも安全で環境を汚染しない次世代Mn造影剤を実用化するために、その要素技術を開発すると共に、生体内で細胞レベルの病理診断を目指したMRI技術を開発する。
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